2013/01/09

A narrow Fellow in the Grass


A narrow Fellow in the Grass
Occasionally rides
 You may have met Him did you not
His notice sudden is

細長いやつが草むらを
ときたま駆けて行きます
出くわしたことがおあり―でしょう?
その前ぶれは突然です

( According to the Chinese zodiac, 2013 is the Year of the Serpent. )

The Grass divides as with a Comb
 A spotted shaft is seen
And then it closes at your feet
And opens further on

草むらが櫛を入れたように分かれます
斑点のついた矢が見えて
それから草むらは足もとで閉じ
向こうへ行って開きます


He likes a Boggy Acre
A Floor too cool for Corn
 Yet when a Boy, and Barefoot
I more than once at Noon
Have passed, I thought, a Whip lash
Unbraiding in the Sun
When stooping to secure it
It wrinkled, and was gone

そいつは湿った土地が好き
とうもろこしには冷たすぎる床が
けれど子供の頃、 はだしでいて
わたしは何度か真っ昼間に
通り過ぎた、と思いました、陽をあびて
ほぐれている靴ひもを
それでかがんで取ろうとすると
そいつは皺を寄せ、消えちゃいました

 
Several of Nature's People
I know, and they know me
 I feel for them a transport
Of cordiality

自然の住人をいくたりか
わたしは知り合いにしています
わたしは彼らに感じます
めくるめくまでの親しさを


But never met this Fellow
Attended, or alone
Without a tighter breathing,
And Zero at the Bone

けれども こいつに出くわすと
連れがいる時も、ひとりの時も
かならず息がつまります
骨にゼロが走ります

   
Zero at the Bone / 背筋がゾッとするすることをいう。
ディキンソンは こういうまさに ゾッとするような
秀抜な表現で 詩を結ぶ事が 多いそうです。
(対訳 ディキンソン詩集 アメリカ詩人選3 岩波文庫より)

 

The Dickinson children (Emily on the left), ca. 1840.


My daughter is a woman who was born in a year
with the same Chinese zodiac sign as the current year.
She is not  Princess Kaguya born in a bamboo stalk but,
May she make a good match in the near future !

娘は今年、はや 年女。 竹から生まれた かぐや姫ではないけれど、
良縁に 恵まれますように。

  
We bought lucky charms at our visit to Chikubushima Shrine.

Lake Biwa, Chikubushima /Japan travel guide

The red princess on a bamboo (in the second photo),
it's a charm for fulfillment in love.

恋愛にも ご利益のある 
 都久夫須麻(竹生島)神社  で頂いた
姫お守り 竹にのせて飾ります。


わたしは誰でもないひと! あなたは誰?
あなたも ―― また ――  誰でもない人?
それならお似合いね?
だまってて! ばれちゃう―― いいこと!

まっぴらね ―― 誰かである ―― なんてこと!
ひと騒がせね ―― 蛙のように ――
聞きほれてくれる沼地に向かって―― 六月じゅう ――
自分の名前を唱えるなんて!
From Millan.Net
 


  It's my favorite dishes.
The lightly boiled  Broccolini
with vinegared bean paste of mustard.

菜の花が 美味しい 季節になりますね。 辛子 酢味噌あえ 大好物です。

8 件のコメント:

  1. 娘はいつになってもかぐや姫みたいにみえるのでしょうね。
    大事にしていきたいと思います。

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    1. cocominoさん
       かぐや姫はたった三ヶ月ほどで妙齢の娘になり(早!)翁は心が悪く苦しいときも、この子を見れば消えたとあります。親とはいつの時代もそういうものでしょうね。

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  2. Must be Pawsome Year for your daughter : )
    Beautiful photos as usual..Love it !

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    1. Mr.Puddy, (=^・・^)v Thanks
      You know how wonderful is the power of love!

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  3. Emily Dickinsonの詩集、私も買いました。生前は全く無名、没後その作品の真価を認められて今や押しも押されもしない女性詩人、その宇宙観、自然に向かう心など、なぜか金子みすずとダブります。この詩も生き生きとした情景が伝わりますね。
    我が家のかぐや姫は、自分の意思をしっかりもった、まわりにも気遣いできる自立した大人の女性になりました。「結婚しようと思った時が結婚適齢期」・・それを信じています。
    挿入ソングも魅力的ですね。いつも選曲、楽しいです。

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    1. cosomosさん こんにちは (・Ω・)ノ
      私は先日から読み始めたところですが、彼女の風変りな世界感のとりこです。
      その個性からか、いろいろと噂されたようですが、I'm Nobody! とあるように、娘も、ユーモアーと自由な心をもってたった一度きりの人生を楽しんでほしいと思います。
       おしゃられるとおり、適齢期に囚われるのはおかしいかもしれませんね。大人の女性はとても魅力的ですから。d(゚-^*) 
       蛙の鳴声 なかなかいいですね♪

       

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  4. 僕とアンナが結婚したのは彼女が3回目の年女の頃でしたので、まだまだ時間は充分にあります。それより納得できる相手と一緒になれるかですよねぇ...。正解の無い人生の選択肢です。
    最初と最後に登場する植物は菜の花だったのですね、てっきりブロッコリーかと思ってました!
    Emily Dickinson。非常に興味深い人物ですね。勉強になりました。

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  5. Yoshiさん こんにちは。
     娘の 座右の銘は「果報は寝て待て」!?
     白雪姫のようにひたすら寝て、結局誰にも起こされなさそう!で心配です。(笑)
     アンナさんのように、とびきりの美人なら きっと心配ないだろうなぁ・・・

     葉の花はどちらかと言えば、素朴な花。
     でも、早春に希望をもたらし多くの人に愛されますね。 
     

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